10月4日(日)アミノバイタルカップ2020
第9回関東大学サッカートーナメント大会順位決定戦の試合が行われました。東海大は前半24分と同27分に失点するも、後半に2得点を奪い延長戦に突入。その後はセットプレーから逆転ゴールを挙げ、4-2の勝利で終えました。
まず最初に決定機を作ったのは東海大。前半5分に相手ベンチ前からのフリーキックに#21 鈴木 颯太(体育学部1年)が頭で合わせるも、相手ゴールキーパーのセーブに阻まれゴールネットを揺らす事は出来ませんでした。その後は中盤で相手にボールを支配される時間が目立ちます。向かえた前半24分、東海大左サイドからクロスを上げられて、ペナルティエリア内で上手く落とされます。そのボールに相手26番が後ろから走り込んで右足を振り抜いて東海大ゴールを揺らしました。早い時間に追い付きたい東海大でしたが、同27分にも失点を許してしまい前半を2点ビハインドで折り返します。
このままでは終われない東海大は、後半から#10 武井 成豪(体育学部4年)を投入し、巻き返しを図ります。すると、立ち上がり10分で3本のコーナーキックを獲得するなど押し込む時間が目立ちました。そして向かえた後半15分、相手右サイドを突破した#2 面矢 行斗(体育学部4年)からのクロスに#10 武井 成豪が頭で合わせて1点を返します。これで勢いづいた東海大は同28分に#13 本多 翔太郎(体育学部3年)が、自らドリブルで持ち込みそのままシュートを放つと、これが相手のハンドを誘いペナルティキックを獲得。この絶好のチャンスを#2 面矢 行斗が冷静に決めて遂に同点に追い付きます。このまま逆転ゴールを狙いたい東海大でしたが、セットプレーやカウンターからの攻撃に何度もピンチを迎えます。しかし#1 宮﨑 浩太朗(体育学部3年)や#4 米澤 哲哉(体育学部4年)を中心とした守備陣が体を張り、追加点は許しませんでした。スコアはこのまま動かずに15分ハーフの延長戦に突入します。お互いに疲労の色が見えるも、東海大は攻撃の手を緩める事無く攻め続けます。そして延長前半7分、#6 丸山 智弘(文学部4年)が右サイドからのコーナーキックを左足で蹴ると、これが直接ゴールに吸い込まれます。芸術的な軌道で相手ゴールネットを揺らし、この試合初めてリードする形となりました。そして、同じく延長前半のロスタイムにも#6 丸山 智弘のコーナーキックに#21 鈴木 颯太が頭で合わせて追加点を挙げます。このまま延長前半は終了し、勝負は延長後半15分のみとなりました。残りの時間は相手の深い位置でボールをキープしたりパスを回すなどして時間を使い、相手の攻撃にも耐えて、見事120分にも及ぶ死闘を制しました。
東海大学はこの試合を4-2の勝利で終えています。
◆試合結果
アミノバイタルカップ2020
第9回関東大学サッカートーナメント大会順位決定戦
2020年10月4日(日)
東海大学 4-2 桐蔭横浜大学
◆次節の予定
2020年11月3日(火・祝)
アミノバイタルカップ2020第9回関東大学サッカートーナメント大会5位決定戦
東海大学 vs 立正大学 11:30 キックオフ
ー写真提供:東海大学体育会男子サッカー部ー