湘南校舎で活動する水泳部の加藤健志部長(スポーツプロモーションセンター准教授)と選手たちが、5月25日に秦野市立おおね公園(NITTANパークおおね)の温水プールで開催された水泳教室に協力しました。さまざまなスポーツを通して市民の健康づくりや街の活性化につなげようと3年ぶりに開催された「はだのチャレンジデー2022」の一環で、秦野市水泳協会が主催したもの。水泳部はコロナ禍以前からこの取り組みに協力しており、今回は加藤部長と1年次生から4年次生までの選手14名が参加しました。
当日は、小学校2年生から6年生までの約40名が参加し、2週間の体調観察など新型コロナウイルス感染症の対策を講じたうえで実施しました。会場では加藤部長と選手が自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの泳ぎ方を約2時間にわたって指導。水泳部でも取り入れているドリルワークを応用し、水中でビート板をお腹や腰の下に入れて体を浮かした状態でさまざまな角度から足や手の動かし方まで細かく指導しました。閉会後には参加者から「どうやったら平泳ぎがうまくなりますか?」「バタフライがうまく泳げないのですが、どうしたらいいでしょうか」「大会でいいタイムを出す秘訣はありますか?」などさまざまな質問が寄せられました。
加藤部長は、「水泳は子どもからお年寄りまで誰もができ、東海大学の掲げる自ら考える力、集い力、挑み力、成し遂げ力も体験できるスポーツです。過去2年はコロナ禍でなかなかこうした取り組みを実施することができなかったので、指導者を志す部員にとっても貴重な機会になりました。今後も公共機関と連携し、安全に楽しく、専門的に指導し、笑顔で健康になれる機会を積極的につくっていきたい」と語りました。