陸上男子400mリレーの日本代表に内定した陸上競技部短距離ブロックのデーデー ブルーノ選手(体育学部4年次生)は髙野進監督(体育学部教授)、塚原直樹コーチ(体育学部研究生)とともに、6月24日から27日まで開催された日本陸上競技選手権大会での成績などを報告。デーデー選手は、「代表に内定したときはホッとした心境でしたが、今は目標である金メダル獲得に向けて気持ちを切り替えています。今後は日本代表メンバーによる合宿も実施されるので、コミュニケーションをとりながら本番まで貴重な経験を積みたい。陸上競技部はもちろん、東海大学の代表として誇らしい結果が残せるよう精いっぱい走ります」と語り、髙野監督は、「日本のリレーは世界的に見てもトップレベルの選手たちがそろっています。デーデー選手はまだまだ発展途上なの部分もありますが、日本選手権の100mと200mで2位に入った勢いに乗って日本の金メダル獲得に貢献する走りを期待してください」と話しました。柔道男子日本代表の井上康生監督(体育学部教授、男子柔道部副監督)と女子70kg級ベネズエラ代表で女子柔道部のロドリゲス ルイズ エルビスマー選手(体育学部3年次生)、IOCオリンピックソリダリティ奨学生として本学湘南キャンパスを拠点に練習に励む女子63kg級ベネズエラ代表のアンリケ・バリオス選手はこれまでの活躍や大会に向けての意気込みを語りました。井上監督は、「コロナ禍にもかかわらず、柔道ができ、東京五輪に出場できるのは皆さんのご声援があってこそであり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。勝った負けただけではなく、柔道、そして五輪を通じて少しでも皆さまの元気、勇気になれるような試合をしていきたい。ぜひ選手たちを心から応援してください」とコメント。NPO法人JUDOsの理事長としてソリダリティ奨学生の日本滞在を支援していることにも触れ、「五輪は全世界の選手たちが切磋琢磨し、世の中に少しでも影響を与えていくことに価値があると思います。お互いが全力を尽くした闘いを期待したい」と話します。エルビス選手とアンリケ選手は、「最高の結果を目指して、支援してくれる方々に感謝の気持ちを示すような試合をしたい」と活躍を誓いました。高野副総長は、競技を始めたきっかけや普段の練習について訪ねながら、「皆さんの活躍に大きな期待がかかっています。気苦労も多いと思いますが、ぜひ頑張ってください」と語りかけ、山田学長は、「新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、開幕前に壮行会を開催することはかないませんでしたが、テレビを通して応援しています」とエールを送りました。