陸上競技部駅伝チームが、10月14日に島根県で開催された出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前・6区間45.1km)で4位となりました。全国の学生陸上競技連盟から推薦を受けた20チームとアメリカのアイビーリーグ選抜が出場した今大会。1区ではスタート直後に留学生選手2名が抜け出し、本学の西川雄一朗選手(体育学部4年次生)は1分43秒差の4位でタスキをつなぎます。2区の阪口竜平選手(同)は順位を2つ落としたものの首位との差を27秒までつめ、3区の塩澤稀夕選手(同3年次生)が昨年までの区間記録を上回る区間6位の走りで5位に押し上げました。3大駅伝デビュー戦となった4区の市村朋樹選手(同2年次生)も昨年の区間記録を上回る区間2位の好タイムをマークし、5区の鬼塚翔太選手(同4年次生)も5位をキープ。首位と39秒差でスタートしたアンカーの西田壮志選手(同3年次生)は怒とうの追い上げを見せ、一時は2位集団を形成しましたが、最後に離されて4位で終えました。
両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「優勝を目指していただけに悔しい結果ではありましたが、塩澤や市村、西田といった下級生が結果を残してくれたことは収穫。3週間後の全日本大学駅伝対校選手権大会に向けて選手とともに切り替えて戦っていきます」とコメント。西田選手は、「優勝するつもりで前半から攻めの走りをすることができました。残念ながら最後は突き放されてしまいましたが、昨年度走ったどの駅伝よりも成長を感じられました」と語り、塩澤選手は、「エース区間で勝負ができ、十分なタイムを残せました。しかし区間新をマークした選手が6名いて区間賞には届かなかったので悔しい思いもあります。今後に向けて、下級生が活躍しできたことはよかった」と話しました。
なおレース当日は、湘南キャンパスの応援団、チアリーディングクラブ、吹奏楽研究会の総勢54名の学生応援団と島根県支部を中心に岡山支部、広島支部、鳥取支部、山口支部の東海大学校友会中国ブロックの約200名からなる大応援団が沿道で選手たちに声援を送りました。
本学の各区間結果は以下の通りです。
区間 名前 学部・学年 区間順位 総合順位
1区(8.0㎞) 西川雄一朗選手(体育学部4年次生) 4位 4位
2区(5.8㎞) 阪口 竜平選手(同) 6位 6位
3区(8.5㎞) 塩澤 稀夕選手(同3年次生) 6位※区間新 5位
4区(6.2㎞) 市村 朋樹選手(同2年次生) 2位※区間新 5位
5区(6.4㎞) 鬼塚 翔太選手(同4年次生) 4位 5位
6区(10.2㎞)西田 壮志選手(同3年次生) 2位 4位
皆さまの温かいご声援ありがとうございました。